12月の建築音響研究会 《開催済み》
参加者:27名
騒音・振動研究会との共催で、沖縄にて開催しました。両研究会から固体音、床衝撃音、振動、音環境、騒音など、多岐にわたる発表がありました。1日で11件というタイトなスケジュールでしたが、最後まで活発な議論が展開され、大変有意義な研究会となりました。世話役の有泉先生(琉球大学)には、研究会後の懇親会を含めて大変お世話になりました。この場を借りて感謝申し上げます。
〈騒音・振動研究会〉
委員長 :岩瀬昭雄
副委員長:安藤 啓
幹 事 :福島昭則、大嶋拓也
〈建築音響研究会〉
委員長 :川上 福司
幹 事 :岸永 伸二、田端 淳
副幹事 :秦 雅人
日 時:平成14年12月20日(金) 9:30〜17:30
場 所:沖縄産業保健推進センター・研修室(沖縄産業支援センター7F)
沖縄県那覇市字小禄1831-1,TEL098-859-6175,世話役:有泉 誠先生(琉球大学),那覇空港近く
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/%7Esanpo47/
議 題:
1.内装壁からの固体音放射特性について
藤沢康仁(大林組技研)
2.多次元スペクトル解析による固体伝搬音解析に関する研究
小林真人、上明戸昇、塩田正純(飛島建設技研)、山下恭弘(信州大学)
3.波動的計算法による固体伝搬音の建物内伝搬性状予測 −逐次計算法と節点マトリックス法の場合−
田中 治、安岡正人(東京理科大学)
4.大型スラブにおける床衝撃音レベル予測法の一考察
石丸岳史、山下恭弘(信州大)、大脇雅直、財満健史(熊谷組技研)、高倉史洋(泰成電機工業)
5.床衝撃音の各種代用音源とその特性について
安岡博人、岩本 毅(三井建設技研)
6.周波数補正曲線Wmで評価した定常スペクトル全身振動の振動感覚閾値
前田節雄(産業医学総合研究所)
7.乗り物での人体全身振動障害度の一測定法と測定結果
花田桂一(東洋大学工学部)
8.人体振動計HVM100を用いた測定例
久世千絵(東陽テクニカ)
9.痴呆老人はどのような音を覚えているのか ─サウンドスケープ・デザインへ向けての基礎的研究─
永幡幸司(福島大学)
10.間欠騒音曝露による聴力影響の予測 —航空機騒音を想定して—
平松幸三(武庫女大)、山本剛夫(京大名)、伊藤昭好(労研)
11.航空機騒音の胎児の発育に対する影響 −嘉手納・普天間飛行場周辺における疫学的研究−
松井利仁(旭川医大)、松野朝之(沖縄宮古保健所)、安次嶺 馨(沖縄中部病院)、宮北隆志(熊大)、平松幸三(武庫女大)、長田泰公(保健医療科学院)、山本剛夫(京大)
研究会終了後,懇親会を予定しています。
騒音・振動研究会との共催です。