3月の建築音響研究会 −協賛シンポジウム− 《開催済み》
シンポジウム
「室内吸音性能の測定方法 - 新JIS A 1417, 1418における等価吸音面積レベルの測定- 」
主催:日本建築学会環境工学委員会 音環境小委員会 室内音響研究WG
協賛:日本音響学会建築音響研究委員会
日時:2003年3月26日(水)13:30〜17:00
会場:建築会館会議室(東京都港区芝5-26-20)
主旨
現場における空間の空気音遮断性能または床衝撃音遮断性能を測定する場合、受音室の吸音性能が測定結果に大きく影響することはいうまでもない。受音室の吸音性能は、これまで残響時間を測定して求める(残響時間法)のが一般的であったが、等価吸音面積レベル値を短時間に直接測定する方法として、基準音源法が現場測定法を規定するJISに盛り込まれている。ここでは、測定法の原理的な説明をすると共に、多くの実測例に基づく両測定法による結果の比較、測定対象空間の適用範囲、測定上の留意点などに関する検討結果について報告する。本手法の活用の方向性や今後の検討項目などについて活発な議論を期待したい。
議題
主旨説明
1) 等価吸音面積レベルLabs (等価吸音面積のデシベル表示)とはなにか
2) LabsT とLabsL の比較 - 実測結果に基づく比較 -
3) LabsT とLabsL の比較 - 室内音場(拡散・吸音性状)と両者の関係 -
4) LabsT による測定法(残響時間法)と測定上の留意点
5) LabsL による測定法(基準音源法)と測定上の留意点
6) 質疑・討論
参加費:建築学会会員2,000円、同会員外3,000円、学生1,000円(資料代含む)
定員:50名
申込み方法:当日先着順
問合せ: 事務局研究事業部 米沢(TEL03-3456-2057)